世の中には周りが呆れちゃうくらい別れと復縁を繰り返す「腐れ縁」なカップがいますよね?
「えー!また別れたの?」と言ったと思ったら、次に会った時には「またよりを戻したの?!」と、何とも人騒がせだな…と、友達の間でも有名になってしまってたりします。
そのうち別れたと聞いても、「どうせまた復縁するんでしょ?」と、耳を貸さなくなりますよね?
まるでイソップ物語の「オオカミが来た~」と嘘を付く羊飼いの少年が、最後は本当にオオカミが来たのに信じてもらえず、オオカミに羊を食べられてしまう話に似ている気がします。
あまりに別れと復縁を繰り返すと、それが「定番化」されてしまう為です。
定番化された関係が、いわゆる「腐れ縁」なんですね。
目次
腐れ縁とは?

腐れ縁を辞書で引くと、「離れよう、縁を切ろうとしても断ち切れない関係」、「好ましくない関係」という表現がされていました。
良縁か悪縁かで言うと「悪縁」なんだと思います。
「腐る」という字のイメージからして、負のオーラが出てますよね?
「赤い糸」とは真逆な負のループが待ち構えている感じがします。
別れて復縁しない方が良い腐れ縁のケースとは?
ラブ美的には、もし別れの原因が相手の「浮気」や「ルーズな金銭感覚(借金癖・ギャンブル依存症)」や「DV」なら、その腐れ縁は断ち切る方が良いと思います。
将来結婚して子供を産みたいと思うなら、その相手とはキッパリ別れて、復縁してはダメだと思います。
浮気や借金癖、DVも治らない病気なので、「時間をムダにする」事になるからです。
ズルズルと付き合って、30歳を過ぎてから別の相手を探しても、婚活氷河期に入ってしまうので、結婚相手が見つからないという非常事態に陥ってしまうからです。
婚活パーティーへ行っても、男性が20代前半の女の子に集中して、30歳過ぎたオバサンには見向きもしないというシビアな現実が待っています。
だから結婚を考えていないのから、ズルズル恋愛しててもいいけど、人並みに結婚する気があるなら、腐れ縁は切らないと後悔すると思います。
復縁しても「前回の失敗」を繰り返さないなら、復縁する意味があると思います。
でも別れと復縁を繰り返している時点で、「前回の失敗」は反省されていない事は、火を見るより明らかですよね?
「一人でいるよりマシ」とか「寂しいから」という理由で復縁するのは、「仕事がないから」とか「ホームレスよりマシ」という理由で、何度も罪を犯して刑務所に行く犯罪者と同じ考え方だと思います。
別れと復縁を繰り返す腐れ縁・軽はずみな行動と愛の重さの恋愛心理学

そもそも「別れよう」という言葉は、ファイナルアンサーなわけです。
悩んだ末の結論で、その言葉を口から出した瞬間に「THE END」というくらいに重い言葉ですよね?
もう二度と会わないくらいの決死の覚悟の言葉です。
その言葉を軽はずみで言えるという事は、愛情もその程度だったという事になります。
だから簡単に別れたり、復縁したり出来るのです。
寂しさを愛情だと勘違いすると、復縁が失敗する
喧嘩ばかりしていた相手でも、一人になると寂しくてなってきます。
「退屈」で寂しいのに「恋しい」から寂しいとすり替えてしまうと、本当は「好きじゃない」のに簡単に復縁してしまい、「好きじゃない」から結局別れるという「負のループ」に陥るのだと思います。
何度も別れと復縁を繰り返しているなら、「愛情と寂しさ」を勘違いしていないか、もう一度よく気持ちを見つめ直して欲しいと思います。

別れと復縁を繰り返す腐れ縁カップルが結婚するには?
別れと復縁を繰り返す腐れ縁カップルは、新鮮さが失われ「倦怠期」が続いている状態なので、なかなか結婚に踏み切る切っ掛けが無いのが現実です。
どうやって結婚に持ち込むかと言うと、昔からある手ですが、既成事実を作る事しか無いかもしれません。
いわゆる「デキ婚」や「ケジメ婚」です。
もし直ぐに「嬉しい」という言葉が出たり、両親に会いに行こうと提案したり、「責任を感じる」言動を取ってくれたら、復縁からの結婚はアリだと思います。
色々あったけど、幸せになれるカップルだと思います。
でも「おろして欲しい」とか「困った」とか、お腹の中の子供や彼女に気遣う発言も無く、自分の事しか考えていない「責任感の無さ」しか感じなかったら、その彼との結婚は幸せにはなれないと思います。
普段頼りない男性でも、「ここぞ!」という場面では、リードしたり、守ったり、戦ったりするものです。
その場面で決断出来ないのは、「愛していない証拠」だし、「責任逃れ」している証拠だと思います。
◎責任を取れる男性は変われる可能性が高い。
男性は責任感で成長する生き物なので、責任感に目覚めたなら「結婚に適応する」切符を手に入れたようなものです。
復縁を繰り返すなら、どこかで「これが最後」と決めて、ダメなら二度と会わない覚悟が必要です。
そして男性にも「責任感」が必要なように、女性にも「責任感」が必要です。
責任感の無いカップルは、結婚しても離婚する可能性が高くなります。