失恋…それは自分の世界が終わってしまうような喪失感。
心が壊れてしまうような痛み…苦しさ…押し寄せる悲しい気持ち。
涙腺が決壊してしまったみたいに、止まらない涙。
彼への恋しさと憎さ…すがり付きたくなる衝動。
ラブ美も失恋した時は、この世の終わりみたいに苦しくて悲しい気持ちを持て余していました。
これを読んでいる人は、たぶん恋を失ったばかりの人か、時間がたっても忘れられない人なのかな?と思います。
目次
悲しい気持ちは永遠では無い、止まない雨は無い

ラブ美は幸せな恋もしたし、悲しい恋もしました。
ひとつ言える事は、「失恋の悲しい気持ち」は永遠ではありませんでした。
思い出して下さい、その失った恋は「生まれてきて何度目の恋」ですか?ほとんどの人は何度目かの恋だと思います。
一生で一人しか愛さない幸運な人は滅多にいないのです。
人生の中で「運命の赤い糸」の恋は、何番目かは分かりません。
もしかしたら、次に出会う人かもしれませんよ!
台風がきて大雨と暴風で街がメチャクチャになっても、一年中その天気は続かないですよね?失恋の嵐も一生は続かないのです。
次の恋へ進む為には、失恋の悲しい気持ちを味わい尽くすこと!
失恋をすると「忘れなきゃ」とか「諦めなきゃ」とか「次の恋をしなきゃ」と、無理に頑張ってしまうかもしれません。
でもラブ美の経験上、失恋の悲しい気持ちが癒えるには、「時間」が必要でした。
まだ好きという気持ちがあるうちは、無理に心を変えようとしても難しいと思います。
頭で考えた事と心で思っている事が違うと、物事は動かないからです。
頭で「アクセルを踏んで」心で「ブレーキを踏んで」いるので、前へ進めない状態なのです。
その状態を続けたらどうなりますか?壊れてしまいますよね?
だから、「まだ好き」という気持ちがあるうちは、悲しい気持ちを味わい尽くしていいと思います。
思い切り泣いて下さい、感情を吐き出して下さい。
「まだ好きだけど、終わってしまった悲しい気持ち」を、全部燃やし尽くす、味わい尽くして、空っぽにした方が心が軽くなりますよ。
「まだ好きという恋の燃料」が無くなれば、それ以上は燃える事はありません。
だから、泣いたり、叫んだり、惨めでもカッコ悪くても、気にしないで、目が腫れて、鼻の下がガビガビになっても、声が枯れても、気にしないで、酷い風邪を引いた時と同じです。
治るまでボロボロだけど、それを通りすぎたら治りますよね?
まだ好きのままでいいの?悲しい失恋を乗り越える恋愛心理学

失恋の悲しい気持ちを忘れる為に、泣いたり、やけ食いしたり、「まだ好きだけど、終わってしまった悲しい気持ち」を燃やしていくと、だんだん痛かった気持ちがLEVEL-10から9、8、7、6…とかるくなっていきます。
でもね、「まだ好き」って気持ちを否定しなくていいんですよ。
だって一生懸命に彼を好きだったんだから、その気持ちを否定したら、自分が可哀想だもの。
幸せだった頃の記憶は今は辛くても、時間が過ぎて想い出に変わると「宝物」になるから…いつかね。
まだ好きでも、失恋を乗り越えられるの?
好きって気持ちには、色んな種類があると思うんです。
キスしたい好き、友達として好き、好き…な気がする、色んな温度の好きがあるのです。
まだ好きでも、その好きの温度って変わる事もあるんです。
昔好きになったアイドル、寝ても覚めても好きだったけど、大人になった今も同じ気持ち?今は違うアイドルが好き?なら前の彼は?「嫌いじゃない、まだ好きだけど…前ほど好きじゃないな」と、温度が下がっても嫌いじゃない…の「まだ好き」もあります。
だから、まだ好きのままでいいんだと思います。
まだ好きでも新しい恋が始まるの?失恋の後の恋の始まりの恋愛心理学
まだ好きという気持ちがあると、新しい恋を始める事が失恋から立ち直る切っ掛けになると知っていても、何となく罪悪感があるものです。
過去の自分を裏切るみたいな…後ろめたいような気持ち。
前に進み出した気持ちにブレーキをかけるのが、「まだ好き」という気持ちなのです。
でもラブ美は思うんです。
「まだ好き」があっても、『もっと好き』な気持ちになっただけだと。
「まだ」の気持ちより「大きな好き」が出来たなら、新しい恋がスタートした事になるので、素直にその気持ちに従えばいいんです。
それは幸せの始まりだから、まだ好きという気持ちはそこへ置いて、ドンドン前に歩いて行けばいいんです。
今度こそ、運命の赤い糸の恋かもしれないからです。
失恋はもっと素敵な恋愛をする為の経験となる
失恋して、別れた原因を思い出して悔やんだと思います。
喧嘩したこと、至らなかったこと、反省したこと、いっぱいあると思います。
でもね、人間は失敗しながら、その経験を繰り返さないようにして、生きていくんだと思います。
次の恋で同じ失敗をしそうになった時に、「待て!」と思えたら前の失敗が無駄じゃなかったという事なんだと思いますよ!